このたび第10回日本内分泌学会九州地方会を平成22年8月28日に主催させていただくことになりました。第10回という節目の会を担当させていただき光栄に存じます。今回は鹿児島で開催させていただきますが、当地方会は過去一回を除いて全て福岡県内での開催でした。また、外科系の教室が担当するのは初めてです。そのような意味でも特別な意味を持っているのではないかと考えています。
　鹿児島大学脳神経外科では、間脳下垂体疾患を主要な臨床・研究のテーマの一つして取り組んできましたが、本会ではその分野のみなならず、内分泌ならびに代謝に関する幅広い領域からの発表とディスカッションを期待しています。
　特別講演としては、ランチョンセミナーで日本医科大学脳神経外科学教授 寺本明先生(第83回日本内分泌学会学術総会会長)より「下垂体偶発腫の自然史と治療方針」を、イブニングセミナーで福岡大学内分泌・糖尿病内科学教授　柳瀬敏彦先生より「ステロイド性糖尿病の病態と治療」を予定しております。
　また、本地方会から優秀演題賞(仮称)を設け、若い先生方の一般演題の中から選抜して賞と賞金を授与することにしました。詳細は後日発表しますが、皆様の積極的な御参加をお願いいたします。